Ranged Healerのお話 その2

お久しぶりです。


ここの所は、Warを結構playしている気がします。
Warは、今までで一番良い環境にあるといっても良いのではないでしょうか。


さてblogの方はというと、記事のメモは暇なときに付けていて
実はかなり溜まっている状況なのですが、文章にするのが億劫で放置気味でした。
書きたいことも頭の中には沢山あるのですが、
如何せん文章化するのが面倒で・・物書きの人が、文章を作るのが
面倒くさいと語る気持ちが微妙にわかる気がします。


頭のなかで考え付いた新しい発見は、往々にしてそれまでの
自分の経験や感覚といった多くの主観的な前提条件の上に生まれるものです。
それを一般化して他者に伝えるためには、前提条件の洗い出し、
その条件の(客観的に見た)正しさの判定とその理由の説明が最低限必要になります。


それは、自分の得た新しい発見が全体のほんの小さな一部分であっても
結論としてのそれを人に伝えるとなった場合には、
自分にとっては既に分かりきっている部分から説明を始めなければならない、ということでもあります。


この過程は発見の内容に客観性を持たせるという意味で重要なものですが、
一方で文章化が面倒だと感じるのはこの過程があるからだと思います。


とはいえ、自分の得た新しい発見の前提条件が(主観的な要素に基づいているため)
客観的には不十分なものである場合も多いので、文章化することによって
自分の考えの精度を高めることが出来る場合も多い(というかそのことが殆ど)のですが。。


と、気がついたら前置きがやたら長くなってしまいましたw


今回の記事は前回の続きですが、実は前に下書きしてずっと放置していたものです。
個人的に文章が気に入らなかったので、書いてはいたもののお蔵入り状態でした。
が、これを残しておくとどうにも次更新する気になれないので
もう何も考えずさっさと公開してしまうことにしました。w

要因2:自衛手段



RHealerの問題のもう一つに、一般的な自衛手段を用いた自衛が厳しいということがあります。
その理由をいくつか列挙します。


・自衛skillがimmune timerで効かないことが多い

そのまんまです。
個人的には、RHealerのDetauntを除く自衛Skillのうち、
Classごと1種類位はTimer無視といった処置があってよいと思います。


・kiteが難しい
Meleeにkiteを潰すskillが多いことによります。
普通のSnareはデフォルトとして、Dpsなら釣り・Chargeなど。
Tankではroot・ChampionChallenge(10sec場所固定)・staggerなど。
その他AP減少skillによって自衛skill発動が遅れたり、
WH/WEは背後からRangedSnareが可能です。


・自衛SkillのAPcostが高い
前項とも関連ありますが、自衛用KBのAPcostが高いので(shmのKBはAP40消費、AEdetauntも同じ)
Healを連発してAPに余裕がない時は必然的にskillの発動が遅れます。
AP減少skillを受けているときは、さらにその影響を受けることになります。


また、以前は自衛skillのひとつとしてFocusedMind(10secCT半減、Silence解除、Setback無し)を
多用していましたが、最近はAPの制限によってSkillを連射出来なくなったため
自衛Skillとしてはその効果が減りました。(以前は自衛+GrpのHeal強化にかなり有効でした)
むしろ普通にRunAway,OdjiraによるRunSpdUpと共にkiteした方が生存率が高い印象を受けます。


なお、自衛用KBの場合、Skill使用後同じ場所に立っている場合はもちろん、
その前にこちらがSnareを受けていると、数秒後には再度普通に張りつかれている場合も多いですね。
なのでKBもSnare等と同様、基本は動きながらKiteと併用して使う形になるかと思います。


・瞬殺すぎて自衛Skillを使う暇がない
実はRHealer的にはこれが一番厄介です。
Lotd装備の普及によって全体的にDpsが上昇したため
持っているSkillを発動させる前に死んでいることもしばしばです。
Shm的には、Toughnessで多少は緩和出来るものの、Dps重視・AssistしているIBのAnytime4secKDや
HighEquip,RRないしGlyph3つ付きのWH、BW辺りは正直なところどうしようもありません。


RHealerと直接関係するわけではありませんが、
WarはHighEquip,HighRR層の性能がMiddle層と比べ殆どGame breakingなものになっているので
そこは直した方がいいと個人的には思っています。


このため、張り付かれないためのSnareを使ったprekiteや
張り付かれた後の必要自衛手数を減らしておくためのRangedDetauntが重要となります。




と、こういった感じです。
このような理由から、RHealerの自衛は厳しい状況にあると言えると思います。

LotdがRangedHealerに与えた影響



上記の理由に加え、最後の項にも少し出てきていますが
RHealerが厳しくなった要因にはLotd装備による全体的なDpsの上昇が関係しています。


HealerのHealingPowerも当然上昇していますが、自衛という視点で見ると
Melee/Ranged共にHealingDebuff(In,Out)Skillが多いので、
相手に狙われている重要な時ほどあまりそれを生かしきれません。
最も生かせるはずのFMがAP要因によって抑圧されていること、
また、最初の数秒が最も重要であることから
自衛初段にDebuffリスクの高い自己Healを利用すること自体が少ないことも指摘しておきます。


とはいえ、LotdのSpdUpTalismanはRHealerにとって極めて有用です。
自衛の項でも触れましたが、張り付かれてからの自衛が厳しい現在は
RunSpdUpを利用したKiteが何よりも重要です。


なお、ここまでの問題はそもそもRHealerの防御力の弱さが原因だ、
と考える向きもあるかと思いますが、個人的にはそれは正しいと思いません。

DAoCのHealerとWarのHealer



DAoCでは、HealerはChain(tank並みのArmor)を装備可能で硬かった一方、
相手に攻撃を受け続けている状態ではInterruptされ何も出来ませんでした。


WarのHealerは柔らかいですがCastはInterruptされにくく、InstSkillも豊富です。
そのため、Gameとしては攻撃をしている上からHealされても、
ある程度倒しきれるバランスであることが必要です。
そうでなければ、最後まで決着が付かない戦いばかりになってしまいます。


そう考えると、防御力ではない部分での自衛手段の充実が重要であると考えられます。
であるからこそ、逆に自衛手段の欠如が問題となってくるとも言えます。




続く・・のですが、次の記事はRHealer取り巻く環境を説明する内容を省略して
主にRHealerの動き・SC/Grp内の位置付けについて書こうと思います。




by Aricororisty