韓国ネットカフェ文化

前回韓国ネタだったので、ちょっと引きずって今回も少し。


ネットゲームが韓国ではポピュラーなものというのは有名な話ですが
その元となるネットカフェについて語られることは、その重要性に比して少ないような気がします。


日本におけるネットカフェ・マンガ喫茶は、一言でいえば「娯楽が揃った自分の部屋」。
終電後の宿泊に使うといった役目もあるため、居心地・多機能性が重視されています。
基本的に個室で、場所によってはシャワーまであったりと、生活空間に近い感じです。
コンビニとマンガ喫茶があれば、余裕で生きていけるレベルだと思います。


韓国のネットカフェはそのような日本のマンガ喫茶の位置付けと少し違って、
まさに「ネット・ゲームをする場所」という感じのようです。
個室ではないのが一般的で、のんびりする場所というよりは明確にPCを使うという意図をもって行く場所のようです。
写真は http://www.k-plaza.com/photo/photo_pcban001.html#photo を参照すると分かりやすいです。


韓国ではゲーム上でけんかになってリアルでネットカフェに乗り込んできたり
ネットカフェでゲームやり過ぎで病気になったりというニュースがありますが、
この感覚は日本のマンガ喫茶を想像すると分かりにくいかも知れません。
こういった事件は韓国のネットカフェが主に"若者が親の目・時間を気にせず自由にゲームが出来る場所"という
意味合いで利用されているから起こるものです。
リアルの友達とコミュニケーションをしながら一緒にゲームをしたり、というのもあるようで
だからわざわざ家のPCを使わずネットカフェに行ったりするそうです。


そう考えると、日本にネットカフェ(マンガ喫茶)が出来てもネットゲーマーがそこまで増えなかったのは
そもそもネットカフェの利用意図が異なっていたからだと考えられますね。
ネットカフェ内でコミュニティのようなものがあるとすると、韓国人同士のつながりが強いのも頷ける気がします。
OnlineGameをしてるけどOFFの知り合いだった、というような。


前回のエントリで少し出てきた仲の良いニュージーランド人も、
「ニュージーにもネットカフェはあるが韓国人が経営してることが多い」
「ネットカフェには韓国人同士が集まって仲間内でやっていたりするので独特の雰囲気がある」
といってました。


韓国はテレビでStarCraftのリーグ戦をやっていたりする位なので、
やはり日本とはちょっと違う環境のようです。(しかもプレイヤーにファンが付いているw)


そういえば、前回載せる動画を探すときにsnsdの一人(Tiffany?)も
MabinogiのPVで歌ってるのを発見しました。これは釣れそうです。w










(´・ω・`)ノシ あんにょん




by Aricororisty